― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ― 2009年9月27日 (野良猫) |
我が家の周りには数匹の野良猫がいる。誰か近所の人が餌付けをしているらしい。春先には夜中にギャーギャーと泣くし、普段は悠々と我が家の庭を横切って行く、あたかも自分の家のように。それだけなら大した問題ではないのだが、何匹かいるうちの1匹だと思うのだが芝生の中に糞をしていく。これには参る！うかうかと芝生綺麗だなーとか思って足を踏み入れるとグチュといやなものを踏んでしまう。何でわざわざ芝生の中に？と腹を立てつつ考えていたところ、おっそうか、我が家の芝生がちょうど猫の額ほどの広さだからか、と変なところで納得しつつも、私の頭を悩ませる。きっとこの猫にすれば、芝生の柔らかさと広がりがいい感じのトイレになっているのかもしれない。 さて私たちはどうだろう？自分にはとても快適に思えるもので、他の人に不快な思いをさせている事がどれほどあるだろう。旧約聖書には年に1回大祭司が至聖所に入り、民を代表して1年間に民が冒したであろう「気づかぬ罪」のために犠牲を捧げるとある。私もやってることはこの野良猫と五十歩百歩かも知れない。その私のためにイエス様は十字架で完全な犠牲となり、赦しを与えてくださったのだ。 |
イラスト: Tina