― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ―　2009年12月06日 (アドベント)

アドベントを迎えてパスターＢの心のメモもちょっとクリスマス仕様にします。 　今回はクリスチャン詩人として多くの作品を残された島崎光正氏の詩を紹介します。 　　　　　　　　　　　　　　『聖誕』 　　　「王のみ子は　地球の低いくぼみを尋ね　旅を急いでいた 　　　重きを支える誕生を見るために　その夜　ベツレヘムの町の片隅の 　　　　馬槽（まぶね）の中では　からす麦の残った　どこか甘い匂いのする 　　　　　まぐさの褥（しとね）が用意されていた」 　低いくぼみとは私の心であり、不安と悩みに沈む人間の姿、そして王の子を迎えたのはふかふかのベッドではなく、餌の匂いのする馬槽。しかし、この方はそんな私たちをこよなく愛してくださった。それはずっと現在進行形。