― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ―　2010年5月9日 (新しい土)

連休明け、教会のアネモスガーデンの隅にはたっぷりの上等な土が下ろされていた。私が帰徳している間にＡさんご夫妻が軽トラックで運んでくれたらしい。奥さんが私のテニススクールに10年来、参加しておられ、ご主人は今年、退職された方だ。約1ヶ月前、私はＡ奥さんに「どこかに土余ってるところ知らないですか？」と尋ねた。ご主人は長い間この地域に密着したよき仕事をして来られ、奥さんも良くご主人を支えられてきた素敵なご夫妻。人脈が豊富であるから、何かの時にはつい私はこの方に聞いてみる。そして私の留守の間にそっと運んでくれていた。 　私たちの教会はこのように、この地域の方々に支えていただき、また、教会の皆さんにも祈っていただき、支えて頂いていることに、あらためて深い感謝を覚えた。 この私たちの教会の働きもＡさんのように地域の皆さんのお役に立てる教会として、それには長い時間がかかるかもしれないけれど、主にあるよき働きをこつこつと積み上げて行けるようにと願うのである。 　聖書にこんな言葉がある「あなたの始めは小さくても、その終わりは、はなはだ大きくなる」ヨブ記8章7節、人は皆裸で生まれ、何も持たずに生まれてくる。そしてまた。何も持たずに終わりを迎えて行く。しかし、イエス様の前には確かに残る、その働きを大きくして行きたいものだ。