― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ―　2010年5月16日 (ミーテイング)

オレゴンの農場で働いていた時、毎朝7時半から事務所でミーテイングを行う。そこにはボスと農場主任のJim、農機具を運転したり修理するメカニックそして私の4人である。その日農場で行われる作業の確認や、天気、市場、作柄などの状況判断をする。しかし私にはその30分がもの凄く長い！何を話してるのかほとんど分からない。みんなが笑うと分かったような振りをして、顔を引きつらせながら一緒に笑う。内心、頼むからこちらには振らないでくれよ、、、なんて思いつつ。「何故ボスはミーテイングに自分のような、何も知らない、そして言葉の分からない者を入れるんだろう？どっちみち私はそう重要な作業はしないのだから、仕事に入る前に内容を簡単な言葉と身振り手振りで教えてくれれば十分なのに」と考えたものだ。しかし、1年もすると言葉もそこそこ分かって来、段取りも見当がつくようになっている。そうか、ボスはチームワークとして働きを進めるために自分のようなものも最初から入れてくれたんだなと分かってきた。ありがたいことだなと思った。半人前の者もチームの一員として数えてくれている。このオレゴンの空の下、私は天地を創造した神を知ったのだ。 　よく、聖書の意味が分からない、神様のことがよく分からないと言われる方がいる。だが神様はもう既にその方を神の家族として数えていてくださり、主と繋がり続けている中に必ず聖書の言葉の真実と素晴らしさ、そして神様ご自身を現してくださるに違いない。