― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ―　2010年9月26日 (風呂洗い)

家内が忙しくなって家の中の用事を分担することを増やし、少しでもお手伝いをと始めたことの一つに風呂洗いがある。初めはよく忘れて、風呂に湯を入れようとして、初めて洗ってないのに気がついたり、そっと家内が洗ってくれていたりという日がよくあった。最近は歯磨きの時に残り湯を抜いて、必ず歯磨と一緒に洗うというのが習慣づいてきたのか、ほとんど忘れることがなくなった。「おお、エライじゃん」と家内に、からかい半分で褒められながら「おう！ちょっとは成長したべえ！」と言葉を返しつつ、悪い気はしない。我が家は今、４人家族。それぞれ入る前に体を洗って入ると思うのだが、風呂洗いをすると、細かいゴミのような、砂のようなのが風呂釜の底にくっついている。キレイに洗っているようでも知らないうちに、これだけ人の体からゴミが出ているんだなと、いつも思わされるのである。 　自分を清いなんて思ったことはないが、私も自分も気が付かないところで、どれほどの罪の汚れを垂れ流しているだろうなと、風呂の底を見ながら思うのである。若い頃、よく口ずさんだ歌の一節を思い出す。♫山が近くに見えるのは、雨に空が洗れたから。心の汚れも、洗い流したら、生きていることが輝いた。イエスキリストの愛はいつまでも♫