― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ―　2011年 4月 24日 (災害復興への希望)

岩城市にある平キリスト福音教会にあるグローバルミッションセンターという所が今回、私が参加させてもらった震災復興ボランテイアの拠点である。毎日全国そして世界各国からのクリスチャンボランテイアがここに集まり、数日間滞在し、被災された方々のために少しでもお役に立ちたいと、キリストにある愛と使命を持って活動している。私が参加した時は特に韓国とアメリカからの人が多く来ていた。外国のメデイアでは放射能の危険性を大きく取り上げているため、自国へ帰る外国人がたくさんいる中で、「今こそ日本のために何かしたい」と来てくれている。毎晩8時から、その日の各グループの活動報告とその中で得た今後の課題についての話し合いの時を持ち、その後、皆で祈りを捧げる。あるアメリカの宣教師は祈りの中で、被災し、全てを失って途方にくれる方々のことを思って涙を流しつつ祈られた。また関西から来た韓国の女性は仕事をしばらく休み、震災直後からこのセンターに来て率先して指導的立場を担ってくれていた。もちろん日本の青年、壮年の方々も熱い心を持って集まっていた。高知県から一人で車を運転し、物資を沢山運んで来てくれた青年。このような人々の熱い心と主なる神様に仕える信仰に触れることが出来たことは、私の中に一つの大きな希望を戴いたのである。津波や原発で悲嘆にくれる人々が多くおられる中にも、神様はその闇のような中に、確かな光を送っていて下さる事を感じられた。 　今日はイースター。途方にくれたイエスの弟子たちの真ん中に復活の主が立たれた時、弟子たちの世界は全く変わった。同じ主が今日も私たちの傍らに居てくださる。