― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ―　2012年 5月 20日 (役割)

友愛グループのT先生は今年81歳。研修会などの集りがあると必ずカメラを持って来て、集合写真を撮り、後日集まっていたメンバー全員に写真と一緒に一筆添えて送ってくださる。その手間暇を考えると本当に頭が下がる。先日もある写真を送ってくださったのでお礼の電話をし、いろいろと話をすることが出来た。会社勤めを終えてから、神学校に入り、卒業と同時に開拓伝道に励んで来られた先生の教会は今年で17年になるとのこと。流石に80歳をこえてからは体力的に文書配布伝道はきつくなったので「ぼちぼちやってます。」とおっしゃっていた。ご夫妻で力をあわせ、ご自宅を開放し一人でも多くの人に神様の愛を伝えたいとの熱い思いが今も溢れておられる。素敵な年の取り方だなと感心させられる。私がもし生きていて81歳になったらどんな風な生き方をしているかなと考えさせられもする。あのような情熱が私の内にもあるだろうか？｢私達は皆、生かされている｣と私はいつも語っているが、自分にもっと言い聞かせないといけない。神様を信頼する者として、生かされていると言うことは、役割があるということだろう。そう思うとちょっと嬉しいではないか。 　年老いたヨシュアに神様はこう語られた「あなたは年を重ね、老人になったが、まだ占領すべき地が沢山残っている。」（ヨシュア記13章1節）ヨシュアはきっと嬉しかったろう！T先生も同じような言葉を主から聞いておられるのだろう。そして私も、あなたも。