― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ―　2012年 11月 11日 (チェンジ・変化)

４年前の熱気と興奮はすっかり消え、激しい選挙戦の割にはどこかさめた感の漂ったアメリカ大統領選挙だったように思えた。「チェンジ」を合い言葉に大きな期待と責任を負ってオバマ大統領が努力したこの４年だったけれども、そう簡単に長い間の伝統や価値観は変わらない。いや、やはり時間と忍耐、そして何より目標が必要なのだろう。この後の４年間が楽しみだ。 　私は今、チェンジの真っ最中。ある方がもっと仕事が捗るようにと新しいアップルのPCを下さった。私はずっとウインドウズを使っていたので、仕様がかなり違っているためどの操作も暗中模索。まだまだ戸惑いつつ、失敗の連続の中、チャレンジしている。しかし、一旦慣れるとこのPCは非常に性能がよく、使いやすいと聞いている。正にそれを手にするまでは時間と忍耐との戦いであろうが、それを自分で描いている。道具を変えるにもこれだけの時間が必要ならば、ましてや人が変わるのも時間と忍耐が要ることである。だからこそそこには確かな目的が要る。 　しかし、聖書はこうはっきり告げてくれる。「誰でもキリストにあるならば、その人は新しくされたものです。古いものは過ぎ去って、見よ。全てが新しくなりました。」第２コリント５：１７。人間の目には変わらないように見えても、確かな方が見たとき、そこには全く新しい人物とされたと神様はおっしゃる。それが一人子を十字架につけてまで私たちを救わんとする神の愛であろう。その愛に気づいたとき、人は変われる。