― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ―　2012年 11月 25日 (夢)

夜中、家内が私の肩を揺すって目が覚めた。「どしたん？何度もうなされとったよ。」と聞かれたので「おお，不思議な夢みよった。ちょっと怖いけど，面白かった。」と私の答え。時々自分の声が出てるなと思って目が覚めることもあるが、今回は気づかずに夢に（正に）夢中だったのだろう。夢でうなされる時はだいたいが私の場合、何かから逃げたり、命狙われたりの危機一髪を何度も通るのだ。しかし，決してやられない。ちょうど映画ボーン・アイデンティティーの主役、マット・デイモンになったような感じでハラハラドキドキしながらスリルを楽しんでいるようだ。 　友人の牧師が夜中に悪夢を見てうなされることが続き、眠りが十分とれないので、いろんな人に相談したと言っていた。ある人がこう言った。「それはサタンの仕業ですよ。」彼は答えようの無い違和感を覚えたという。その後、専門の病院に行って調べた所、彼はひどい無呼吸症候状態で寝ていることが分かった。大きい鼾のせいで、舌が気管を塞ぎ、呼吸が止まる時間が長く、酸素が脳に十分運ばれないせいで苦しむ夢を描いていることが分かった。酸素を送るマスクを寝る時に装着し、マイクロチップが入っているこの酸素挿入機は呼吸の仕方で彼の睡眠状態まで全て把握できるという。その調査に基づいて送り込む空気の量を調節するようだ。今は悪夢を見ることも一切無く、快適な睡眠を得られていると微笑みながら話してくれた。 　イエス様は弟子のペテロに厳しく答えたことがある。「下がれ、サタン。あなたは私の邪魔をするものだ。」マタイ16章23節。それは主が十字架に付くことをペテロが止めようとしたからだ。十字架の完全な赦しと、そこに現された神の愛を疑わさせることこそが、サタンの最大の狙いである。十字架の赦しと神の愛をもっと伝えたいものだ。