― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ―　2012年 12月 16日 (気づかぬうちに)

赤信号が変わるのを待っていた。その交差点の左側からトラックを運転するおじさんが右折し、近づきながら私の方を見て、右折しようとしている私の行く先を２回指した。意味が分からないので少し首を傾げると、また同じ仕草をして通り過ぎて行った。さて青になったので右に曲がって進むと１００M位先の所に白バイに止められた車が違反切符を切られていた。ははあーん、信号無視か何かで捕まったのだなと思いながら、でも何でさっきのおじさんは私に合図をしたのだろう？と考えた。私はどこも法的に違反したバイクに乗っている訳でもない、ただおとなしく信号待ちをしていただけなのに、なんでかな？！親切心で合図をくれたのだろうけど、私を知るはずもない人が私をちょっと見ただけで「こいつは、危ない運転をするぞ」と考えたのだろうか。私の気づかぬうちに醸し出す空気の様なものが、何かをあの運転手に伝えたのかなと考えている時に、思い出したことがあった。 　先日、年賀状のために家族全員の写真を会堂で撮った。一人一人が漢字一文字を書いたカードを持っている。それぞれの来年の抱負を示したもので、私のは「省」という字。だが私のだけは私が選んだのでなく、息子が「父さんはこれ。」と勝手に決めてくれたもの。来年はもっと自分の行動を反省しつつ進みなさいとのことだ。私は自分で気づかない所で、随分と反省しなければならないことをしている様だ。 　あのパウロが自分をこう呼んだ「私は罪人の頭である」と。しかし、それはイエスキリストを知ることによって、完全に赦されていることを知る幸いな人生であり、主と共に生きる恵みに変えられたからである。そこを見習って行きたいものだ。さて私の他の家族の漢字は年賀状をお楽しみに！ から私たちを自由にしてくれた。そこに、神の愛が現れた、それがクリスマス。