― PASTOR ”Ｂ”こころのメモ ―　2013年 3月 31日 (最強男)

２０１２年アメリカで行われたワールドストロンゲストManの決勝がBSで放送された。力自慢の男が世界から集まりNO1を決定する。２００キログラムを超える丸太を頭上まで揚げる。形がバラバラの石５つ、重さ１２０キロ〜１７０キロもあるのを選手の肩くらいある高さの台に置く早さを競う。２４トンもあるバスを一人で引っぱり約１５メートルほど先のゴールラインまでの時間を競う、など６競技の総合得点で勝者を決める。どの競技も桁違いの重さのものを運んだり持ち上げたりする、その上時間との競争がある。 　見ている方も力が入り、固唾を飲んで見ている私の体も自然と動くほど選手達からの迫力が伝わる。決勝に残った１０人の平均的な腕周りは５５センチ以上太ももは９０センチもあり胸囲は１５０センチを超え、体重は１４０キロ〜１９０キロもある。優勝者はリトアニアの選手だった。正に人間ブルドーザーの様な強さだった。 　しかし、あの大きくて強靭な体もその内側に入る目に見えない、いや顕微鏡でしか見えない様な小さなウイルスによって病気になって動けなくなることもあるし死に至ることもある。 　今日はイースター。イエスキリストが死から甦った日を記念し、その希望にあずかっていることを確認する大切な日。罪も目に見えないが、私たちの人生を苦しめたり傷つけたりして、結果確実に人を死に至らせる。そしてそれはどんな強い人間にも取り除くことが出来ない。イエス様だけが全ての罪を負い十字架で命を差し出し、3日目に甦って死に勝利し、罪の力を打ち砕いてくれた。「私は甦りです。命です。私を信じる者は死んでも生きるのです。」ヨハネ11章25節。何と力強い言葉だろう。